Wednesday, June 8, 2011

BUFFALO WLE-DAH 無線LAN 指向性アンテナ HighGainモデル

Band : バッファロー
Model : WLE-DAH
Product Features :
- [ケーブル長]0.5m
- 100mm
- 122mm
- 124mm

BUFFALO WLE-DAH 無線LAN 指向性アンテナ HighGainモデル
>> そこそこ効果あり
もうちょっと電波が強いといいなぁという場合にオススメです。

自分の環境ではアンテナで1本分強くなる感じでしょうか。(数値的には50%→70%)

劇的に良くなるわけではないので注意。
>> コネクタの強度と“メーカーサポート”がどうにも…
これまでBUFFALO社製の無線LANルータ(WBR2-G54)と無線LANカード(WLI-CB-G54)を

使用してましたが、母屋→離れで、どうにも感度が悪い(1〜2Mpbs)ため、

今回思い切って購入しました。



しかし商品到着日当日、親機にアンテナ線を接続しようとしたところ、コネクタがうまく

はまらなかったため、WLE-DAH側のアンテナ線コネクタが破損(ハネが三枚とも折れた)

してしまいました。



自己責任とはいえ、あえなく商品到着日にメーカー修理となった訳ですが、

保障期間内であることと、有償修理となってもアンテナ線のコネクタ交換だけのため、

そんなに掛からないと思っていたのですが…



修理後日送られてきた修理費見積書には、購入はおろか、定価を上回る修理金額

(代金引換代&税込で6,615円!!)が提示されてました…

※もちろん修理は断る予定です。



コネクタの接合部の脆弱さに対して注意を払わなかった私にも非はあると思いますが、

それにしても購入した当日の破損(それも一度も使用する前)にも関わらずの有償修理、

それも簡単な修理(コネクタ部の交換)で終わるはずの修理を、強制的に新品を購入交換

させようとするメーカー側のサポート体制に、正直ガッカリしました。



BUFFALO社の皆さん、殿様商売的なサポート体制をもう少し改善された方が良いかと思います。



そして購入を検討される皆さん、アンテナのコネクタ部の取り扱いに、兎にも角にも

十二分に注意してください。

すぐ“ポッキリ”いってしまううえ、私と同じ悔しい思いをしてしまうと辛いので…
>> 指向性アンテナとして秀逸・HighGainであるかは微妙
本製品を買う人の「物理的な動機」は大きく2つだと思う。

・親機(AP)のアンテナ端子から引っ張り、飛距離増大と屋外漏洩を防ぎたい人

・子機(クライアント)に取り付けて、受信距離増大と伝送速度向上を狙いたい人

そこで、この性能評価にあたり、モニタリングツールを使ってGAINやSNRを測定してみた。



〔親機(AP)としての評価〕

標準のスリーブアンテナ(無指向性)と比較した結果、カタログスペックほどではないものの、正面方向についておおむね30〜40%程度の飛距離増大があった。また90度鉛直方向への漏れ電波は半分まで減衰していた。しかし背面方向では顕著な減衰は見られず(原理上 しかたない?)屋外漏洩を防ぐ目的では、本機を壁に取り付けるなどしてアンテナ背後を防衛する必要はあるが、伝播方向のコントロールという目的には充分 使えることがわかった。

全体的な評価としては、まさに「指向性アンテナ」であってHighGainと言っていいかは微妙だった。



〔子機(クライアント)としての評価〕

電界の弱いオフィスで よく見る光景として、隣に席をかわってもらって、こっちでもない・ああここか、というような「場所さがし」をすることがある。これは場所ではなく「カードの向き」を変えることで電波品質を上げているわけだが、本機を使えば このわずらわしさがなくなる。席をそのままに、アンテナの方向を変えるだけ、というのがいい。

一方、受信距離については20%ほど向上が見られたが、全体としてケーブル損失で相殺されている感が強い。もし固定的な用途や野良AP探しなど、受信距離増大を狙うなら USBタイプのクライアントを買って、USB延長ケーブルで天井なり・ベランダなりにつるしておくほうが、ケーブル損失がなく、効率がよいと感じた。なのでHighGainであるかは微妙。



〔TELEC認証シールについて〕

本機は別売アンテナであるためTELEC認証シールがついてくるが、これを自身で貼付することは、電波法上、問題ない。(厳密には貼付する義務もないし、貼らずに使っても問題ない)

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